北摂サイクリストに鉄板のぐるっと阿古谷周回コースがおすすめ
どこを走ろうか迷ったときの鉄板コースがある。
阿古谷と呼ばれる地域を抜ける猪名川町ぐるっとコース。
なんでも阿古谷は昆虫界隈ではオオクワガタの名産地として有名なのだとか・・・。
そっち方面の世界には疎いのだが、ともあれこの阿古谷はほどよく登り下りあり、走りやすく良いコースなのだ。
猪名川町紫合にあるサンエトワールというパン屋さんのあたりからコースインしていく。紫合で「ゆうだ」と読む。知らない人は読めないだろう。
乗馬場あり、かんぴょう干し畑あり、寺社あり、牛舎あり、鳥の形の柘植の木あり、棚田ありの盛りだくさんのコース。
道なりに北に進み、猪名川変電所から杉生まで下りてくるコース。
地元サイクリストには鉄板のコース。北摂サイクリストで走ったことがない方にはぜひおすすめしたい。
自転車乗りに有名な映えスポット道場の富士チタン工場
年末年始のバタバタも落ち着き、ようやく自分の時間が取れるようになってきた。
がっつりロングライドに出かけたい気持ちはあるけれど、正午には戻ってこないといけないので、また近場を開拓。
最近よくネットで画像があがっている道場にある富士チタン工業の工場。
工場萌えの定番スポットだ。
そういえば西谷から道場に抜けたことは過去にあったけど、その時は存在を知らず通り過ぎてしまっていたようだ。
ちょうど良い距離なので行ってみることを思い立つ。
西谷からは川下川ダムへ向かって清流沿いを下っていく。
たまーに対向車が来ると驚くが、静かでよい道。
川下川ダム。
山に囲まれ、静かでひっそりとした場所。
ここから道場へとさらに下っていく。
前回道場まで抜けたときは新名神の開通前でダンプが走りまくっていてストレスの溜まった道だったが、開通後はとても走りやすくなっている。
ここが富士チタン工場。
なるほど、戦艦のようなメカメカしい雰囲気が男心をくすぐる。
夜はきっと別の魅力がありそう。
冬の訪れと共に多田銀山の奥地をシクロクロスで探険してみた。
自転車に乗っていると季節の移り変わりを五感で感じることができます。
風の中に「冬成分」の存在感が一気に増してきました。
寒くなってくると、オフロードが恋しくなります。何故なんでしょうね?
しばらく乗っていなかったシクロクロスを引っ張り出して、多田銀山へと向かいました。
オフロードと行っても、この時期は紅葉シーズンということもあり、ハイキングで賑わう地域や時間帯を避け、ひっそりと楽しむのがコツです。
山の中でも歩行者優先。驚かすことのないように、ハイカーとすれ違ったり追い抜くときは安全第一と感じの良い挨拶を心がけています。
多田銀山までの経路はこちらの過去記事参照
free-cyclist.hatenablog.com
こちらは悠久広場。ラピュタ感が溢れてる。
ここから奥に進みます。
途中、分岐が何度かありますが、基本的には「歴史街道に沿っていく」「屏風岩方面」をキーワードに進んでいくと良いです。
神社のある方向に直進。
ここも倉庫脇の道に添って直進します。
自動車通行不可ということは自転車OKと解釈。先に進みます。
良い感じでグラベってます。
ガレ道ですのでこけないように気を付けます。
乱暴なペダリングをすれば、ズリッと後輪が滑ります。
溜め池がある所で分岐。
屏風岩・大井川バス停方面に進みます。
このあたりは乗れ乗れの道です。
少し開けた場所に出ました。
ここも屏風岩・大井川バス停方向へと進みます。
プチ渓谷を向こう側に渡ります。
渡ると登り道です。
担いで越えます。
もはや、これはサイクリングではない。
山登りだ!
プチ峠を越えると、かなり道が荒れていました。台風などで土が流れたのかボコボコ路面です。
少し下ると路面が良くなりました。
ここからは乗れ乗れな道になります。
池がありました。
再び良い感じの道が続きます。
倒木も趣があって、絵になる光景です。
マイナスイオンが溢れていそうな森の中を気持ち良く走ります。
右手にフェンスで覆われた池が見えてくるとゴール間近です。
ここで山道は終了。
舗装路を引き続き下っていきます。
右手に猪名川総合公園が見えますが、そのまま下ると、この分岐に到着です。
振り返って撮影しているので、左側の道を奥からやって来ました。
北方面に行くと北田原ます釣り場を抜けて屏風岩へ。
南方面に行くと南田原(猪名川イオン)の近くに抜けられます。
今回は南田原へと抜ける道を行きます。
ほどなくここに出てきました。
猪名川町の新しい道の駅はこの辺りに移転予定と聞いています。
ちょうどイオンモール猪名川のすぐ東側にある阪急バス営業所のあたりになります。
シクロクロスはこのようにロードバイクでは入れない山道も行くことができます。
ただ、山の中でもハイキングを楽しんでいる方もいらっしゃるので走行には充分な配慮が必要です。
私は技術がないのでヒャッホゥと走り抜けることができないので、半分山登りと思い、のんびりと楽しんでいます。
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川西市に新しく出来た勝福寺古墳散策路を自転車で散策
川西篠山線の萩原大橋(阪急バス 萩原停留所付近)を車で走っていると、何やら新しく道のようなものが出来ているのに気付いた。
萩原バス停のある信号を西に入ってすぐの所に坂を上る散策路ができている。
調べてみると勝福寺古墳や八坂神社に続く散策路が出来たらしい。早速、行ってみることに。
このような、のんびりポタリングには折り畳み自転車のブロンプトンが最高。
登った先には5台分の駐車場があり、無料で停められるよう。
散策路はこのような感じ。
くねくねと気持ちのよい小道が整備されている。
下の川西篠山線バイパスを走っていると交通量がものすごく多く、すぐ脇にこんなに静かな散策路があるなんて信じられない。
小鳥のさえずりがピヨピヨ・ちゅんちゅんと聞こえてきて、本当に気持ちよい道。
途中、階段もあるので担いで越える。
勝福寺古墳
思っていたよりも立派。
古墳の先には、すぐ八坂神社がある。
何とも立派な神社。
近くは良く通っていたのに、存在に気が付かなかった。
この散策路は川西篠山線の阪急バス 勝福寺前~萩原 バス停留所の間を並行して作られている。
気持ちの良い道だった。
今シーズン最後の黒枝豆を楽しむライド。「ラストエダマメ」
前回のブログで書いた記事の続きのできごとである。
そう、武田尾を散策した後、西谷方面へと抜けて帰路についたその後の話。
西谷あたりを走っていると、畑に黒枝豆が植えられているのがわかる。
しかし、もう11月に入り、枝豆の収穫作業はほとんど終わっている。
畑の7割は刈り取られ、残ったものは黄色く変色し乾いている印象を受ける。
黄色く変色したものは冬の間乾燥させ、おせちなどに使われる黒豆として出荷されると聞いたことがある。
湯がいてエダマメとして戴くには硬くて向いてない。
もう黒枝豆シーズンは終わったんだ…
少し寂しい気持ちになりながらも、家族から頼まれたレタスを買うために西谷夢市場に立ち寄ることにした。
サイクルラックにサドルを掛けて中に入ると…
…!!
おー、売ってる売ってる!!
シーズン終わりかけということで、成長してぷっくりと丸く膨らんだ豆。
成熟が進み漆黒の豆が鞘から透けて見える。
絶対美味しいやつだ。
と、いうわけで黒枝豆を枝付きで購入。
リュックを持ってきたのでレタスも一緒に入る。
パツンパツンに膨らんだリュックを背負って家路につく。
シーズン終盤の漆黒の黒枝豆の旨さは言うまでもない。
廃線敷のある武田尾まで自転車でのんびりと行くライド
とある11月の平日。この日は快晴。
いつもの午前中縛りで自転車に乗ろうと思い立つ。
さて、どこに行こうか?
思い返せば、自転車に乗り始めた頃は行きたい場所がたくさんあって、前日からワクワクと準備をしたものだった。
それがもう乗り始めて7年も経つと、近場は大体行き尽くしている。
なので当日朝、いやひどい時には走り出してから、行き先を決めるようになる。
行き先を決めずに出る旅だ。
この日も走り出してから行き先を考え始めた。
まず自宅を出て右に行くか左に行くかで大方の方向が決まる。
南は都市部を抜けるので交通量の多い道が億劫に感じた。
なので、この日は北方向だ。
北へとペダルを回す。午後からは家の予定がある午前中縛りなので、制限時間は2時間半ほど。
2時間半=50km程度
頭の中で自宅を起点に50kmのコースを描くことができるようになる。
この辺りは経験値が生み出すメリットだ。
武田尾にでも行こう。
そう思い、さらにペダルを回す。
武田尾は近場の割りに都会の喧騒から隔離された秘境感溢れる場所。
猪名川町から宝山を抜け切畑会館から整備された道を行く。
新名神開通に伴い、道はすごく良くなった。
このコースだと近すぎて、あっという間に武田尾にたどり着く。
この橋からの景色が好き。
ガタンゴトンと列車の音が山肌にこだまする。
この渓谷感がたまんない。
橋を渡ると西宮名塩へのハイキングコースの案内。
結論。ロードバイクじゃ無理。。
このあたりは川の流れが完全に止まっているように見える。とても静かな水面(みなも)。
これが武田尾橋。
橋があると自転車乗りは、こういう構図で写真を撮りたくなるものである。
橋の先には「足湯」があるが、この日はおじさんがソロで入浴中。私は入るのを辞退。
武田尾橋の近くには、それはもう大きな岩がある。
山から転がってきたのか?
川をどんぶらこと流されてきたのか?
気になる岩。
武田尾駅へと繋がるトンネル。
中に入ると不思議なことにトンネル内に分岐がある。しかも塞がれている。
この先は魔界へと繋がっている…かも知れない。
このトンネルには秘密の抜け穴がある。
これは駅側の入口。
トンネルは最高のフォトフレームだと思います。
武田尾駅周辺は来る度に綺麗に整備されている。
駐車場や軽食などがいただける商店も出来ていた。
そして、武田尾といえば廃線敷である。旧国鉄の線路跡が生瀬まで繋がっている。
ハイキングコースとして有名すぎるほど有名。
この日は木々も色付き始めたところで、ハイカーたちの姿もあった。
残念ながら、この先は自転車禁止と注意書きがあった。
一般的な注意事項にテプラで追記されていた。前来たときにはなかったと思う。
ハイカーたちが多いので安全上の配慮と枕木などが痛まないようにとのことだろう。
いつかシクロクロス車で散策したいと思ってたので残念。
すぐ近くに新名神の宝塚北サービスエリアがあり、自転車でも入ることができる。
帰りは来た道ではなく、西谷方面へと抜けて帰った。
武田尾は窪地なので、どこに帰るにも登り。
我が黒枝豆愛。秋の黒枝豆を自転車と共に楽しむ。
11月に入り、一気に秋が深まってきました。
10月も暖かい日々が続いていましたが、ここに来て朝晩の冷え込みが厳しくなってきました。
日も短くなり、自転車乗りにとっては踏ん張りどころのシーズンです。
さて、この秋も例年通り黒枝豆ライドを楽しんでおりました。
ただ、今年はワイワイとグループで行くのではなく、ぼっちライドばかりです。
仕事がどうしても平日休みなので、外部の方とはスケジュールがあいずらく、まぁいつものことなんですがお一人様お気楽ライドを楽しんでいます。
今年も黒枝豆を愛し、自転車も楽しんでいます。
黒枝豆1回目
今年は10月5日が解禁日でした。
この日は土曜日で仕事が入っていたため、10月9日に2019年 第1回目の黒枝豆ライドに行ってきました。
西峠・古坂峠を越えて、デカンショ街道沿いの直売テントを探します。
平日だからなのか、解禁日直後からなのか、どこも閉まっています。
やっとの思いで見つけた直売所には枝付き黒枝豆が二束置いてありました。
しかし、私の前に老夫婦が並んでおりこの方たちが買ってしまうと売り切れてしまいます。
心の中で
「・・・一束は残しておいて・・」と念じていると、
どうやら地方へ発送のお話をしている様子。
農家の方も
「まだ豆が若いから来週のほうが美味しいで。来週の発送でも受け付けるけど」と。
老夫婦も
「ほな、来週の発送でお願いしとこか。」となり、
私は残った二束を無事手にすることができたのでした。
一束1100円と、ちょっとお高め。
帰りは西から国道176号線を南下し、青野ダム経由で帰りました。
帰ってから食べた黒枝豆は、やはり少し若く青みを帯びています。
枝豆としては、とても美味しいのですが黒枝豆の豊潤なコクを期待すると、少し物足りないかもしれません。若い豆が好きな方もいらっしゃるので、一概には言えませんが、私は収穫後半の豊潤な豆が好きです。
黒枝豆2回目
1回目の黒枝豆ライドから1週間が経過した10月16日。
ふたたび丹波篠山市へと自転車を走らせます。
この頃は、まだまだ暖かく、長袖ジャージを着て出たのを後悔したくらい。
黒枝豆も生育が進み、豆に丸みを帯び始め、黒みを帯びてコクが増してくる時期です。
いわゆる食べ頃っていうものです。
自転車で峠を越えながら、思うのは
「成熟の進んだ黒枝豆」
のことばかり。
そんなモチベーションで坂を越えていきます。
とはいえ、この日はあまり時間がありません。
午前中縛りでの活動となります。
篠山中心部まで行くことは諦めて、後川地区を目指します。
後川地区は、中心部の南側に位置する集落で峠一つ分近くなります。
お気軽に行ける場所で、更に私はこのエリアで収穫された豆の味が好きなのです。
毎年おじゃましている、いつもの販売所で購入。
うん。やはり甘みが増して、美味しくなってる。
黒枝豆3回目
さらに翌日。ふたたび後川へと出向きます。
栗も欲しいという家族のために、
「ほな買うて来るわ!」とフットワークの軽いお父さん。
栗と黒枝豆なんて、最高のご馳走じゃないですか。
いつもの販売所の先に、安い販売所があったので先に行ってみると。
あら売り切れ。というか無人。
平日はやってないのかも。
やれやれ。
結局、いつものところで黒枝豆。今日は栗(銀寄)も。
栗は結構いいお値段。2500円もしちゃったよ。
昨日と変わらず、ふくよかなお味で美味しい。
ビールもいいけど、ほんと赤ワインとの相性が最高だから試してほしい。
黒枝豆4回目
2019年10月23日
この日は黒枝豆が目的ではなかった。
軽く運動がてら近場を走ろうと思っただけで、目的地を川下川ダムにした。
一時は新名神の工事でダンプがうじゃうじゃ通っていたが、高速道路の完成に伴って落ち着いているだろうと思い、数年ぶりに行ってみることにした。
猪名川町から切畑会館までキレイになった道を上り、西谷へ。
気持ちよく下って川下川ダム。
人気(ひとけ)のないダム湖で、ほっこりとした時間を過ごす。
ほっこりした時間を過ごすと、なぜか黒枝豆が食べたくなる。
そんなわけで、帰りに西谷夢市場に寄る。
おー、売ってる売ってる。
しかも、相場が安い。袋なら200円~600円。枝付きなら350円~750円。
サコッシュ便利。
黒枝豆は何も丹波篠山だけじゃない。
西谷産黒枝豆も秋が深まったおかげで、ふくよかで大変美味しゅうございました。
黒枝豆5回目
翌日10月24日。
ふるさと納税で、ささやかながら寄付させていただいた返礼品が届いた。
寄付先は兵庫県佐用町。
返礼品は黒枝豆3kgである。
そうだ、黒枝豆目的で寄付していたのだった。
この3kgというのが、すごい。ほかの自治体に比べて明らかにボリュームがある。
箱でドーンと届いた黒枝豆。
生育が進んで、やや堅そうだ。
もはや自転車は関係ない。ただ、黒枝豆だけの記事だこれは。
この子は、ちょっと長めに茹でる。堅い豆は長めに茹でても完全に柔らかくはならないが、スナッキーでナッツのような香ばしさがある。
これはこれで良い。
黒枝豆6回目
10月30日。
そろそろ黒枝豆も終わりのシーズン。
この3週間という時間で、成熟が進み味が変化していく過程が楽しめるのも、また良い。
3週間、あっという間である。
春には桜が咲いて散るように、秋には黒枝豆が3週間だけ楽しめるのだ。
西谷夢市場でのお値打ち感が忘れられず、行ってしまう。
近くてよい。
白菜120円 レタス90円とスーパーの約半値で新鮮野菜が売られている。
さすがに白菜はサコッシュに入らない。
いや、白菜を入れると黒枝豆が入らない。
白菜・・・黒枝豆・・・・白菜<黒枝豆。
ハイ、黒枝豆の勝ち。
甘長とうがらしとブロッコリーも買った。
黒枝豆は、まんまると成長しており、栗のような甘みが広がる。
至福の時間を楽しめたことは、言うまでもない。
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2019年 篠山の黒枝豆の解禁日は10月5日(土)
ついに、この季節がやってきました。
篠山の黒枝豆。
今年は丹波篠山市の黒枝豆。
2019年の解禁日は10月5日(土)と発表がありました。
私は黒枝豆 篠山の街並み そして、この季節が大好きです。
今日は、その大好きな気持ちについて少しだけ語らせて下さい。
道のりが楽しい
私の住む街から丹波篠山市までは40kmほど離れています。
行って帰って80km。ちょっとコースを選びながら行くと100kmほどのコースが描けます。
適度な登りあり、クネクネとしたワインディングありで100kmのコースというのは自転車乗りにとって「ちょうど良い」距離なのです。
季節を感じる
夏が終わり、秋が深まっていくこの季節。
田んぼの路肩にはヒガンバナが咲き始めます。
暑かったり、寒かったり。
1週間たつと、また季節が変わっていくのを感じたり。
自転車に乗って遠出すると、風や景色から季節を五感いっぱいに感じることができるので好きなんです。
「お土産」という言い訳
私のような子育て世代のお父さんサイクリストにとって、趣味の時間を確保することは大変困難です。
自分だけの時間を楽しもうものなら、「あら、あなたばかり自由でいいわね。」とワイフからチクリと刺激のあるお言葉を頂戴することも。
そんなときに「黒枝豆」は絶大な威力を発揮します。
「黒枝豆買うてくるわ!」の一言で家庭円満。
子供も大喜びです。
そうです。黒枝豆を買いに行くという理由付けが、趣味の時間を確保するために必要不可欠なのです。
高強度(?)負荷トレーニング
黒枝豆を二束背負ってのヒルクライム。
帰り道は少し強度を上げてのトレーニングになります。
帰ったらソイプロテインとポリフェノールたっぷりの黒枝豆を食べられると思うと、がんばれます。
安くて美味しい
丹波篠山市の農家直売で買うと700円~1000円程度。
お土産屋さんで買うと1000円~1500円程度。
梅田のイベントで買うと2000円以上?
わざわざ自転車で買いに行くと、安くて美味しくて新鮮な黒枝豆が買えます。
別に車で行っても値段は変わらないけど、自転車で行くから楽しいのです。
普通の枝豆とは全く違う次元のもの
まず、大粒です。ふっくらとしていて食べ応えがあります。
そして、奥深い甘みとコクがあります。栗のような甘さが広がります。
秋が深まるにつれて豆の成長も進み、熟成され味も変わっていきます。
私は1シーズンに3回は行きます。
毎回、味も変わっていくので何度でも楽しめます。
お酒がうまい
黒枝豆とお酒の相性は最高です。
すっきり・キレ系のビールと一緒に頂くと、豆も進めばビールも進むという無限ループに入ります。
私のおすすめは赤ワインです。
ふくよかな甘みと芳醇なコクのある黒枝豆と赤ワインの相性は最高です。
黒枝豆と過ごす時間を買う。
私は、ただ黒枝豆を買うのではありません。
黒枝豆と過ごす時間を買っています。
自転車を準備して、道中の景色を楽しみ、現地の農家の方と言葉を交わし、黒枝豆を背負って峠を越え、子供たちと一緒に枝から豆を切り、ワイフと一緒に豆をゆで、家族団らんで黒枝豆を食して、赤ワインと一緒に美味しくいただく。
この一連の時間を楽しむために自転車に乗って丹波篠山まで自転車で黒枝豆を買いに行くのです。
1年で最も楽しい季節到来です。
今年もご安全に篠山まで。
猪名川町にある「くろまんぷ」への自転車での行き方
兵庫県川辺郡猪名川町に「くろまんぷ」というトンネルがあります。
私と「くろまんぷ」の出会いは、ロードバイクに乗り始めたころ
「なんか猪名川町に古いトンネルがあるらしいよ」
と聞いたことがあり、探索しにいったのが最初でした。
くろまんぷとは
くろまんぷがある猪名川町のHPには下記のように解説されています。
くろまんぷまでの行き方
くろまんぷは兵庫県川辺郡猪名川町にあります。
近くの目印として、「道の駅いながわ」があります。
万善という交差点の角にあり、三田市・川西市・池田市・篠山市方面からの交通の要所です。
くろまんぷに行くには、道の駅いながわ(万善の交差点)を目指すのが良いでしょう。
北上し左に入る
道の駅いながわから更に北へ進みます。
左側に郵便局が見えてきたら、すぐその先。下の画像のようなところがあります。
このガードレールと「猪名川どうぶつ霊園7km」の看板を目に焼き付けておいてください。
ここを斜め左に入ります。
私が初めてくろまんぷに行ったときは、ここで地元の方に声をかけて聞きました。
「トンネルってこの辺にありますか?」
そしたら、
「あるよ!」
「この先、まっすぐ行ったとこだよ!」
と教えてくれました。
このまま道なりに進めば「くろまんぷ」に行けます。
空からこんぺいとう
余談ですが、この道の右側に「空からこんぺいとう」というお店があります。
古民家を改装してカフェで、マフィンが美味しいです。
素敵なお店でサイクリストたちの休憩SPOTとしても有名です。
ようしん小から登る
空からこんぺいとうを過ぎると小さな川を渡ります。
(実は、この橋を渡って左に行くと、これまた素敵な道があるのですが、それはまた機会に…)
川を渡り北へ直進すると、猪名川町立楊津小学校(ようしんしょうがっこう)があります。
ようしん小学校・・・不思議な読み方ですよね。中国的な発音のような気もしますが、中国とゆかりのある土地でもなさそうですし、不思議です。
この「ようしんしょうがっこう」を左手に見ながら更に北へと進みます。
道が少しづつ登り始めます。
最初のヘアピンです。
ひっそりとした良い感じの道を、ゆるゆると登ります。
小鳥のさえずりを聞きながら登っていきます。
ふたつ目のヘアピンです。
今度は左に大きく曲がります。
やや勾配がきつくなります。
見えてきました。
こちらがくろまんぷの南面です。
南面からの絵面はあまり良くなく、四角いコンクリートでできた小さなトンネルといったイメージです。
中に入ったところです。
手前は角ばったコンクリートですが、奥はアーチ状のトンネルが広がっています。
このあたりは古い石積みが残されています。
その奥は新しく整備補強されているようです。
出口付近も古い石積みのままです。
趣があってよいですね。
トンネルを抜けたところです。
この北面が「くろまんぷ」の顔ともいえる、古い顔が残されています。
トンネルの上にも登れそうですが・・・登っていません。
そのまま下れば篠山線へ
このまま真っすぐ降りていくことができます。
昨年2018年の台風で木が倒れて地面がめくれあがっています。
あの台風のあとは、この道も荒れ荒れでした。
さらに下ると住宅街へと出ます。
猪名川グリーンランドという開発された住宅街です。
道なりに下っていくと六瀬のローソンのすぐ南側で篠山線に合流します。
左に出れば六瀬・杉生・西峠を経て篠山市内へと向かいます。
右に出れば、道の駅いながわのある万善の交差点に向かいます。
まとめ
いかがでしたか?
現在使用されている日本最古の手掘りトンネルといわれる「くろまんぷ」
とても幻想的で、どんな季節でも「ひっそり・ひんやり・しっとり」とした雰囲気が味わえる素敵な場所で、私は大好きです。
猪名川町から篠山方面に行く際は山を迂回する篠山線をショートカットして、少しだけ近道にもなります。
古くから行き交う人を見てきたくろまんぷ。是非、見に行ってみて下さい。
そして、「ひっそり・ひんやり・しっとり」とした雰囲気を味わっていただきたいと思います。
阿古谷から一庫へ抜けて龍化隧道へ
久しぶりに自転車に乗りました。
1ヶ月ぶりです。
いつも通り?行き先を決めずに北を目指します。
猪名川町にある紫合(ゆうだ)の交差点までは何も考えずに辿り着くのですが、ここで道の駅のある万善方面か、阿古谷方面かの選択を迫られます。
今日は阿古谷方面へ。
静かでゆるゆると登るお気に入りのコースです。
かんぴょう干し。今日は少なめ。
旧阿古谷小学校跡地。
今は猪名川甲英高等学院という専修学校になっています。
ここで思い付きのコース変更。
ここを右折して一庫ダム方面へとショートカットします。
はぁはぁ~、こんなにキツかったでしたっけ?この道…
一庫へと降りてきました。
目指すは龍化隧道
一年の半分ほどは水の中に沈んでいる旧道のトンネル。
水位が下がった夏は見頃になります。
湖周道路は気持ちe。
龍化吊橋なんてのもありますが、あら通行止め。
老朽化ですって。平成10年築って、そんなに古くないのにね。
適当な所で階段を下りて下の道(旧国道173)に出ます。
すると…
どーん!と目の前に龍化隧道が現れます。
なかなかの迫力。
この規模で手堀りってのが凄い。
くろまんぷとはまた違った魅力があります。
調子にのって自撮ってみます。
反対側。
トンネルの南側は道が崩落しています。
釣り人の話では崩落した先も道は続いていて先に行けるとのことでした。
調子にのってたらパンクしてました…
このあたりの道はガレガレなのでタイヤには厳しいです。
ツールケースの中身
このツールケースはお気に入りです。
チューブ2本、スタンド、ワイヤーロック、タイヤレバー2本、CO2 ボンベ1本、携帯ポンプ、携帯工具、パンク修理セットが入っています。
久しぶりのパンク修理を行います。
R-Air信者です。
タイヤとチューブは色々使ってきましたが、これに落ち着いています。変えるつもりもありません。
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やっぱり乗り心地が一番良いのが選ぶ理由です。
新しいチューブを入れてビードを嵌めていきます。
シュコシュコ300回。
もったいないのでCO2ボンベは使わないで温存します。
クイックを締めて
ブレーキキャリパーも締めて完了
なんだかパンク修理の記事になってしまいました。
ガレ道でのパンクには気を付けましょう!
多田銀銅山にてお宝探しライド
台風10号が近づいて風が強く天候が不安定です。
川西篠山線バイパスを北上します。
清和台を越えると大規模な物流センターが建設中。
山一個丸ごと削ってるやん。
ama○onさんのができるとかできないとか。
ここを左に入ると多田銀山方面へと行けます。
ここから1.8kmの案内板。自転車だと、すぐに行けそうですね。
いい感じの道が続いています。
早いもので左の田んぼでは、稲穂が頭を垂れ始めています。
右手に螺旋階段が見えてきました。
上がると猪名川イオン裏の住宅街に抜けられるようです。
とび太くんがいますが、通学路になってるんでしょうか?夜は真っ暗で怖そうです。
右手に祠がありました。
更に進むと集落が見えてきます。
このあたりから昔の宿場町の雰囲気が残っています。
いい雰囲気です。
左手に骨董品カフェが見えてきました。
この奥に「多田銀山 悠久の館」があります。
中に入ったことはありませんが、銀山関係の展示などがあるのでしょうか。
ちゃんとバイクラックも備え付けられていました。
この悠久の館の上に悠久広場があります。
明治時代に作られた堀家製錬所のレンガ構造物が残されています。
なんとも不思議な存在感があり、天空の城ラピュタ感が漂っています。
多田銀山探訪はここで終わってはいけません。更に奥へと進みます。
小さな川を渡る橋があります。
さんざんがわ…ではなく、ぎんざんがわです。
橋の脇には高札が立てられています。
時代劇とかで良く見るアレですね。
「おい、なんて書いてんだ?おら字が読めねぇんだ」
おや?奥に脇道がありますね。
この奥に入ってみます。
50mほど入った所で広場のような所に出てきました。
ここは代官所跡のようです。
草野球ができそうな位の広さがあります。
きちんと管理されているようで草刈りもバッチリです。
銀山川の向こうに先程の悠久の館が見えました。ちょうど建物の裏手にあるようです。
一旦、橋の所に戻り、さらに奥を探索します。
この廃屋のあたりから、集落となります。
雰囲気のある道です。
左手には脇道が。どこにつながっているのでしょうか?とりあえずスルーします。
ここにも脇道が。おや?石碑もありますね。
六瀬村木津 一里。
建物もあります。
ここも代官所跡です。
石臼が落ちています。古そうです。
この奥に分岐点があります。
銀山川に沿ってまっすぐ奥に進む道と左へと入る道。
案内板もあります。
まずは分岐を左に入ってみます。
曲がってすぐの所に坑道の入口跡があります。
更にアップ。
木の板で塞がれています。
数年前までは開放されていたのですが、事故やイタズラがあったのでしょうか?
その先には橋があります。
この橋の欄干に像の彫刻が後付け感たっぷりで飾られているのが印象的です。
橋を渡ってすぐ分岐となります。
ここは直進は行き止まりのようです。
右に曲がると更に分岐があり、その分岐を左に進むとソエ谷峠(ほぼ山)、右に進むと太平洋ゴルフ倶楽部を通って西谷へと抜けられます。
いずれもグラベルな道なので、ここを通るとき私はシクロクロスで来ます。今日はロードなので、この辺で。また、機会があれば記事にします。
元の分岐に戻ってきました。
今度は直進します。
すぐ、金山彦神社があります。
銀山らしく金運にご利益がありそうな神社ですね。
石碑も。
豊臣公…へうたん山
古そうです。太閤豊臣家とゆかりがあるのでしょう。
更に奥へと進みます。
川を渡る橋があります。
この橋を渡っても金山彦神社に行くことができます。
川の向こうにも道があり、青木間歩方面へとアクセスできます。
向こう側の道に渡っていなくても、ここを渡れば青木間歩に行くことができます。
ここも今日はビンディングシューズなのでスルーします。
みちしるべ。
水抜通風穴跡。
川の向こうに風穴が見えます。
更に奥に進むと、工場のような建物が現れます。
直進します。
小さな橋を渡って分岐があります。
建物脇の道を直進すると、池が見えてきます。そこを左に進むと山を越えて万善の交差点・道の駅いながわに出ます。一度シクロクロスで行きましたが、ほとんど担ぎでハイキングのようでした。
池のところを右に行くと気持ちの良いグラベルで、南田原の住宅街を抜けて北田原マス釣り場に抜けることができます。
どちらにしろ、今日はロードなのでパス。
ここで引き返すことにします。
ここを左に入ると台所間歩、瓢箪間歩があります。
篠山線パイパスの所まで一気に戻ってきました。
ひまわり畑がありますが、夏バテ?でしおれています。
猪名川町役場近くのパン屋 柿の木でお土産を買おうと思いましたが休業日でした。
ここの食パン、もちもちで美味しいんですよ。
能勢の清正公前交差点が気になっていた
こんにちは、こおきちです。毎日暑いですね。
仕事がお盆ゾーンに突入したおかげで休みが取れました。遠出しようかと思いましたが人も車も多そうなので、サクッと近場を楽しむことにします。
走りやすくてお気に入りの川西インター線。
以前、清和台→猪名川町役場への道は、トリトン右折が定番でした。
この道ができたので、走りやすくなりました。雰囲気や情緒はありませんが…
一庫ダムから北上していきます。
お盆ごろになると、早くも路上に栗爆弾が見られるようになりました。
季節を先取り。
台風10号が近付いている為、向かい風がすごくてペダルを回しても進みません。
能勢高を過ぎると清正公前の交差点に到着。
清正公…加藤清正?
ということで、以前から気になっていた場所です。
加藤清正は結構好きな武将で、本もたくさん読みました。
この本は夢中になって読めました。歴史の授業で詳細がわからなかった朝鮮出兵の様子がわかりやすく書かれておりました。
余談ですが、西方向 逢坂峠方面は車両通行止めになっています。
さて、この交差点の脇に、このようなものが見えます。
…清正公堂。
加藤清正感がバチバチです。
バイクを担いで階段を登ってみます。
なにやら石碑が。
加藤肥後守 清正
ハイ、正解。
やはり、加藤清正が祀られているようですね。
戦国時代、この辺りは能勢氏が治めていました。本能寺の変以降、能勢氏は明智光秀に味方しました。
山崎の戦いで明智光秀は秀吉に敗れたため、能勢氏は追放。代わって秀吉からこの地を与えられたのが加藤清正だったようです。
加藤清正は現在の能勢高校周辺の湿地を開拓するよう命じました。
時は流れて1804年ごろから、この地は大干ばつの被害に悩まされました。雨乞いの祈祷をして多いに利益があり、謝意として1814年に肥後熊本の本妙寺の加藤清正分霊をここに勧請したとのことです。
それにしても、この手型。
もしかして、加藤清正のものなんでしょうか?
手を合わせてみることにします。
でかっ
さすがは虎殺しの清正。
立派だったようですね。
この石碑から更に階段は続いていて、上に本堂があるようです。
ビンディングシューズなので、今日はここまででやめときます。
清正公前の交差点から更に北上して、ひいらぎ峠。
こちらには関所跡が。
亀岡~池田川西を結ぶ交通の要所。
ゆえに自転車でも通る機会の多い峠。
南からだと勢いで登れるが、北からだと地味にしんどい。
更に北上して本梅交差点を左折。
合理的に!の看板を横目に加舎の里カントリーを抜けてユルユルと登る道。
この暑ささえなければ気持ちよい登りなんだが、ガーミンの表示は38℃(暑)
MTBのコースがあるらしい。楽しそう!
畑野小まで降りてきて、るり渓に迂回しようかと思っていたけど、暑さと向かい風に心が折れ左折南下。
インスタで素敵なお店だと思っていたcafeヤドルノさん
残念ながら、朝早く営業前でした。
阿古谷経由で帰宅。
なぜだか行きも帰りも向かい風。
走行距離 62km
消費カロリー 1968kcal