2019年 篠山の黒枝豆の解禁日は10月5日(土)
ついに、この季節がやってきました。
篠山の黒枝豆。
今年は丹波篠山市の黒枝豆。
2019年の解禁日は10月5日(土)と発表がありました。
私は黒枝豆 篠山の街並み そして、この季節が大好きです。
今日は、その大好きな気持ちについて少しだけ語らせて下さい。
道のりが楽しい
私の住む街から丹波篠山市までは40kmほど離れています。
行って帰って80km。ちょっとコースを選びながら行くと100kmほどのコースが描けます。
適度な登りあり、クネクネとしたワインディングありで100kmのコースというのは自転車乗りにとって「ちょうど良い」距離なのです。
季節を感じる
夏が終わり、秋が深まっていくこの季節。
田んぼの路肩にはヒガンバナが咲き始めます。
暑かったり、寒かったり。
1週間たつと、また季節が変わっていくのを感じたり。
自転車に乗って遠出すると、風や景色から季節を五感いっぱいに感じることができるので好きなんです。
「お土産」という言い訳
私のような子育て世代のお父さんサイクリストにとって、趣味の時間を確保することは大変困難です。
自分だけの時間を楽しもうものなら、「あら、あなたばかり自由でいいわね。」とワイフからチクリと刺激のあるお言葉を頂戴することも。
そんなときに「黒枝豆」は絶大な威力を発揮します。
「黒枝豆買うてくるわ!」の一言で家庭円満。
子供も大喜びです。
そうです。黒枝豆を買いに行くという理由付けが、趣味の時間を確保するために必要不可欠なのです。
高強度(?)負荷トレーニング
黒枝豆を二束背負ってのヒルクライム。
帰り道は少し強度を上げてのトレーニングになります。
帰ったらソイプロテインとポリフェノールたっぷりの黒枝豆を食べられると思うと、がんばれます。
安くて美味しい
丹波篠山市の農家直売で買うと700円~1000円程度。
お土産屋さんで買うと1000円~1500円程度。
梅田のイベントで買うと2000円以上?
わざわざ自転車で買いに行くと、安くて美味しくて新鮮な黒枝豆が買えます。
別に車で行っても値段は変わらないけど、自転車で行くから楽しいのです。
普通の枝豆とは全く違う次元のもの
まず、大粒です。ふっくらとしていて食べ応えがあります。
そして、奥深い甘みとコクがあります。栗のような甘さが広がります。
秋が深まるにつれて豆の成長も進み、熟成され味も変わっていきます。
私は1シーズンに3回は行きます。
毎回、味も変わっていくので何度でも楽しめます。
お酒がうまい
黒枝豆とお酒の相性は最高です。
すっきり・キレ系のビールと一緒に頂くと、豆も進めばビールも進むという無限ループに入ります。
私のおすすめは赤ワインです。
ふくよかな甘みと芳醇なコクのある黒枝豆と赤ワインの相性は最高です。
黒枝豆と過ごす時間を買う。
私は、ただ黒枝豆を買うのではありません。
黒枝豆と過ごす時間を買っています。
自転車を準備して、道中の景色を楽しみ、現地の農家の方と言葉を交わし、黒枝豆を背負って峠を越え、子供たちと一緒に枝から豆を切り、ワイフと一緒に豆をゆで、家族団らんで黒枝豆を食して、赤ワインと一緒に美味しくいただく。
この一連の時間を楽しむために自転車に乗って丹波篠山まで自転車で黒枝豆を買いに行くのです。
1年で最も楽しい季節到来です。
今年もご安全に篠山まで。