我が黒枝豆愛。秋の黒枝豆を自転車と共に楽しむ。
11月に入り、一気に秋が深まってきました。
10月も暖かい日々が続いていましたが、ここに来て朝晩の冷え込みが厳しくなってきました。
日も短くなり、自転車乗りにとっては踏ん張りどころのシーズンです。
さて、この秋も例年通り黒枝豆ライドを楽しんでおりました。
ただ、今年はワイワイとグループで行くのではなく、ぼっちライドばかりです。
仕事がどうしても平日休みなので、外部の方とはスケジュールがあいずらく、まぁいつものことなんですがお一人様お気楽ライドを楽しんでいます。
今年も黒枝豆を愛し、自転車も楽しんでいます。
黒枝豆1回目
今年は10月5日が解禁日でした。
この日は土曜日で仕事が入っていたため、10月9日に2019年 第1回目の黒枝豆ライドに行ってきました。
西峠・古坂峠を越えて、デカンショ街道沿いの直売テントを探します。
平日だからなのか、解禁日直後からなのか、どこも閉まっています。
やっとの思いで見つけた直売所には枝付き黒枝豆が二束置いてありました。
しかし、私の前に老夫婦が並んでおりこの方たちが買ってしまうと売り切れてしまいます。
心の中で
「・・・一束は残しておいて・・」と念じていると、
どうやら地方へ発送のお話をしている様子。
農家の方も
「まだ豆が若いから来週のほうが美味しいで。来週の発送でも受け付けるけど」と。
老夫婦も
「ほな、来週の発送でお願いしとこか。」となり、
私は残った二束を無事手にすることができたのでした。
一束1100円と、ちょっとお高め。
帰りは西から国道176号線を南下し、青野ダム経由で帰りました。
帰ってから食べた黒枝豆は、やはり少し若く青みを帯びています。
枝豆としては、とても美味しいのですが黒枝豆の豊潤なコクを期待すると、少し物足りないかもしれません。若い豆が好きな方もいらっしゃるので、一概には言えませんが、私は収穫後半の豊潤な豆が好きです。
黒枝豆2回目
1回目の黒枝豆ライドから1週間が経過した10月16日。
ふたたび丹波篠山市へと自転車を走らせます。
この頃は、まだまだ暖かく、長袖ジャージを着て出たのを後悔したくらい。
黒枝豆も生育が進み、豆に丸みを帯び始め、黒みを帯びてコクが増してくる時期です。
いわゆる食べ頃っていうものです。
自転車で峠を越えながら、思うのは
「成熟の進んだ黒枝豆」
のことばかり。
そんなモチベーションで坂を越えていきます。
とはいえ、この日はあまり時間がありません。
午前中縛りでの活動となります。
篠山中心部まで行くことは諦めて、後川地区を目指します。
後川地区は、中心部の南側に位置する集落で峠一つ分近くなります。
お気軽に行ける場所で、更に私はこのエリアで収穫された豆の味が好きなのです。
毎年おじゃましている、いつもの販売所で購入。
うん。やはり甘みが増して、美味しくなってる。
黒枝豆3回目
さらに翌日。ふたたび後川へと出向きます。
栗も欲しいという家族のために、
「ほな買うて来るわ!」とフットワークの軽いお父さん。
栗と黒枝豆なんて、最高のご馳走じゃないですか。
いつもの販売所の先に、安い販売所があったので先に行ってみると。
あら売り切れ。というか無人。
平日はやってないのかも。
やれやれ。
結局、いつものところで黒枝豆。今日は栗(銀寄)も。
栗は結構いいお値段。2500円もしちゃったよ。
昨日と変わらず、ふくよかなお味で美味しい。
ビールもいいけど、ほんと赤ワインとの相性が最高だから試してほしい。
黒枝豆4回目
2019年10月23日
この日は黒枝豆が目的ではなかった。
軽く運動がてら近場を走ろうと思っただけで、目的地を川下川ダムにした。
一時は新名神の工事でダンプがうじゃうじゃ通っていたが、高速道路の完成に伴って落ち着いているだろうと思い、数年ぶりに行ってみることにした。
猪名川町から切畑会館までキレイになった道を上り、西谷へ。
気持ちよく下って川下川ダム。
人気(ひとけ)のないダム湖で、ほっこりとした時間を過ごす。
ほっこりした時間を過ごすと、なぜか黒枝豆が食べたくなる。
そんなわけで、帰りに西谷夢市場に寄る。
おー、売ってる売ってる。
しかも、相場が安い。袋なら200円~600円。枝付きなら350円~750円。
サコッシュ便利。
黒枝豆は何も丹波篠山だけじゃない。
西谷産黒枝豆も秋が深まったおかげで、ふくよかで大変美味しゅうございました。
黒枝豆5回目
翌日10月24日。
ふるさと納税で、ささやかながら寄付させていただいた返礼品が届いた。
寄付先は兵庫県佐用町。
返礼品は黒枝豆3kgである。
そうだ、黒枝豆目的で寄付していたのだった。
この3kgというのが、すごい。ほかの自治体に比べて明らかにボリュームがある。
箱でドーンと届いた黒枝豆。
生育が進んで、やや堅そうだ。
もはや自転車は関係ない。ただ、黒枝豆だけの記事だこれは。
この子は、ちょっと長めに茹でる。堅い豆は長めに茹でても完全に柔らかくはならないが、スナッキーでナッツのような香ばしさがある。
これはこれで良い。
黒枝豆6回目
10月30日。
そろそろ黒枝豆も終わりのシーズン。
この3週間という時間で、成熟が進み味が変化していく過程が楽しめるのも、また良い。
3週間、あっという間である。
春には桜が咲いて散るように、秋には黒枝豆が3週間だけ楽しめるのだ。
西谷夢市場でのお値打ち感が忘れられず、行ってしまう。
近くてよい。
白菜120円 レタス90円とスーパーの約半値で新鮮野菜が売られている。
さすがに白菜はサコッシュに入らない。
いや、白菜を入れると黒枝豆が入らない。
白菜・・・黒枝豆・・・・白菜<黒枝豆。
ハイ、黒枝豆の勝ち。
甘長とうがらしとブロッコリーも買った。
黒枝豆は、まんまると成長しており、栗のような甘みが広がる。
至福の時間を楽しめたことは、言うまでもない。
|