丹波岩屋山まで自由時間を楽しむロングライド
丹波市にある岩屋山。
以前、生野銀山近くのキャンプ場まで自転車で行ったことがあり、その時に「近くに良い山があるよ」と聞いてたので、いつか登りたいなと思っていたのでした。
山頂付近にパラグライダーの飛行場があり、パノラマビューが楽しめるようです。
真夏日の暑さの中でのロングライドはヤバいと思い、涼しい早朝に出ることを計画。
前日は遠足に行く少年の如くワクワクして眠れず。寝不足のおかげで結局起きることはできず、8時半に出発となりました。
川西市から猪名川町を通り、丹波篠山へと抜けていきます。
西峠~古坂峠のルートがお約束ですが、このルートは南からの日差しが強く当たり、木陰も少ないので夏には不向きなルート。
はらがたわ旧道に迂回することも思案しましたが、出発も遅れたので真っ直ぐ北上して結局お約束ルートを進みます。
西峠。2019年5月1日、令和の時代と共に篠山市から丹波篠山市へと改名しました。
看板も新しく丹波篠山市に変わっています。
古坂峠。
ここはサイクリスト的インスタ映えスポットと言ってもよいのではないでしょうか?
トンネルを抜けると、くねくねと弧を描く美しいつづら折れが楽しめます。
盆地である篠山市街へ降りると気になるのは、やはり暑さ。持ってきたRaphaの大きい方のボトルもスッカラカンになりました。
篠山城。
この日はデカンショ祭りに向けて、絶賛準備中。
こんな言い方をすると怒られちゃうかも知れませんが、私はこのあたりの新旧入り交じる発展途上の観光地感が好きです。
黒豆シーズンでもなければ平日は観光客も少なくガランとしています。ですがそこには古い街並みだけでなく、新しいお店や地域を盛り上げようという試みがそこら中で感じ取れます。JRの駅から市の中心部まで少し距離があるためか、まだインバウンド客も少なく認知されきってない発展途上にあるのかなと思っています。京都のように年がら年中観光客で溢れていると窮屈な思いもしますが、ここ篠山には程よいひっそり感が残っていて、今後も応援したくなる街なんですね。
篠山でまったりするのは次の機会に置いといて、先を急ぎます。
川北地区を抜けて交通量の多い176を避けて、丹波竜の里の渓谷を通るルートを選択。
通称 恐竜公園。
ここもサイクリスト的インスタ映えスポットのひとつ。
北へ抜けるプチ峠の横にある池。
この池の景観、好きなんですけど池の横に電話ボックスがあったりして、何かまぁそういう場所なのかと思うと、ちょっと複雑。
その後、柏原で176に合流。このあたりも歴史的な建造物が多く素敵な場所。
水分かれ街道。
このあたりを境目に水が日本海に流れるか瀬戸内海へと流れるかが分かれる。
更に北上して青垣へ。
暑い…
ここを入ります。
入って右手に青垣ワイナリー。
人の気配がないのですが、直売はしてないのかな?
しばらく田畑のある道を進みます。
目に前に高い山があって、酷暑の中今からアレを登るかと思うと少し凹みます。
丹波少年自然の家の敷地内に入ります。
夏休みということもあって、体育館のような所でバスケの練習をしていました。家族連れのキャンプ客もチラホラ。でも、とても空いています。
直線的に登っていきます。
冷房の効いた室内<木漏れ日の射す森の中
こっちの方が良いですね。
登ります。
脇に小川が流れているので、せせらぎを聞きながら爽やかに登れます。
結構登ってきましたが、てっぺんはまだかな?
少し空が開けてきました。
結構登ってきました。
足場のようなゲートをくぐります。
この上にパラグライダーの飛行場がありそうです。
ここかな?
事故で亡くなった方がいるようで祈念碑が建てられていました。パラグライダーも自転車も安全第一で楽しみたいですね。
登った先は広場のようになっていて、ここがパラグライダーの飛行場になっているようです。
素晴らしい景色に言葉は要らない…
しばらく画像のみで、お楽しみ下さい。
正直、ここに来るまでかなりの距離を走りましたし、登ってる時には引き返そうかと思うほど辛かったですが、この景色。
この景色のために、ここまで来たんです。
来て良かった!
山頂は少し先に見える鉄塔のあたりです。
ゲートの向こうはグラベルなので、今日は遠慮しておきます。(勘弁しといたろ。)
下りはご安全に。
山を降りてきてガーミンを見たら走行距離が丁度100kmになっていました。
今から帰るんですけど(疲)
帰路は80kmほどでしょうか?
山頂でゆっくりしすぎたので、そそくさと帰ることにします。
帰りは柏原から176を走り、青野ダム~千刈を通り川西方面へ。
青野ダム付近でマジックアワー。
走行距離 181km
消費カロリー 5290kcal
どうりでお腹が空くわけだ。