サドルの上では自由人

自転車のある風景を添えて

五月山の秀望台までショートクライム

北摂エリアの自転車乗りが、こぞってSNSに画像をアップする秀望台。

私は仕事で壁にぶち当たったとき、気分を入れかえるためにココに良く来ます。

 

五月山公園の入口付近。

ここまでも軽く登っていますので、この辺りで息を整えて再スタートするのがオススメです。
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この奥に「日本一小さい…」と言われる五月山動物園があります。

とはいえ、珍しいウォンバットやウサギとの触れあいコーナーなど見応えがあって、私は好きですよ。

 

そこから少し登った所にドライブウェイの料金所があります。
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この日は朝早く6:30頃だったので人はいませんし、ゲートも上がったままになっていました。

普段は、おっちゃんが立っていることが多く、挨拶すると「気をつけてー」なんて声をかけられることが多いです。

自転車は無料なので堂々と通ることができます。

 

料金所を過ぎると、いきなりキツい斜度になります。上から下ってくる車に注意しましょう。

 


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最初のヘアピン。

この柵の上も広場になっており、一望台と名付けられていますが、ここで止まることなく上を目指しましょう。

 


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一望台を過ぎると更に斜度が上がり13%程の勾配が続きます。

道幅が狭くなってセンターラインが無くなっている所があり、上から勢い良く下ってくる車があるので注意します。

この辺りが踏ん張り所(しんどいです。)。

 

ペダルをひとつひとつ踏みしめるように登っていくのも、悪くないですね。

自らの力で困難を着実に乗り越えていけるという自己肯定感を深めてくれるキッカケになります。

 

直線的に登っていくと道が左に折れていき、斜度が緩みます。

ここまで来れば、すぐ先に鳥居と開けた景色が見えてきます。

 

ここが秀望台。

 

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この景色、たまりません。

 

青い空に目下の街。

大鳥居の向こうには竜のようにくねる猪名川の姿。

奥には六甲山系。

美しい吊り橋、ビッグハープ。

伊丹空港に離着陸する飛行機が低く見えます。

 

夜景は、このように。f:id:fudousanchintaikojyo:20190807161902j:image

ただ、夜この道を走ると猪が出ることがあります。ご注意を。

 

秀望台のすぐ上にも休憩できる場所があります。

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秀望台を振り返った景色なのですが、右上の広場に行ってみます。

 


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…ウォンバット。

 

奥の施設は何でしょうか?


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…ダリウス・サボニウス。

 

ダリウス・サボニウスの裏手にはカップルシートが完備。


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お邪魔します。

 


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グループライドでは、ここから見下ろして集合写真を撮るのがお約束。

 

五月山ヒルクライムは、まだまだここから登りますが、とりあえずここまでで獲得標高100mほどになっていたかと思います。

早い人だと2分位で登っちゃうんですかねぇ。

手軽に景色を楽しめる場所なので、未体験の方は是非ご来訪下さい。

 

下りは気をつけて。


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五月山は市街地からサクッと行ける便利さがありますが、この勾配のキツさから初心者向けではないと思われます。

ただ、秀望台までなら距離は短いので、まずはそこまで頑張ってみて下さい。

 

猪名川河川敷からのアクセスにも優れたコースなので、千里川土手の飛行機観覧とセットで楽しむこともできますし、秀望台からそのまま登り続けて亀岡や能勢妙見山方面へと抜けることもできます。